2足目のわらじを作る方法

From：市ノ澤征明

市ノ澤です。

退職して起業するのか
働きながら起業するのか

前者はリスクが大きいです。

退職金を使い、融資を受けて起業するとしたら
失敗したときに大きなダメージが残ります。

最悪、自己破産、良くて借金が残る
いずれにせよマイナスです。

ですが、働きながら起業したらどうでしょうか。

成功すればそのまま独立も可能
万が一うまくいかなくても
収入の柱がもう一つあるので
なんとかなります。

私は、若い時から独立志向でした。

しかし、会社を辞めて独立する勇気が
なかったのと、起業の方法が
よくわからなかったのです。

事業計画書ひとつ書くことができませんでした。

ですが、今となっては思い切らなくて
良かったと思っています。

あのまま、勢いだけで独立しても
うまくはいかなったと思います。

というのも、単に稼ぐことだけを目的
としていたので、継続できなかった
と思うのです。

今にして思うと、稼ぐことは重要ですが
それだけではモチベーションが続きません。

やはり、好きなことを仕事にするから
情熱をもって長く続けることができるのです。

しかし、好きなことを仕事にするにしても
稼げるのかが重要です。

中には、好きなことだから稼げなくてもいい
という人もまれにいます。

ですが、稼げないということは
その仕事を継続することができません。

好きなことをビジネスにする視点が
とても大切なことなのです。

働きながら自分のビジネスを持つ

働きながら、もう一つビジネスを持つことで
リスクを抑えることができると話しました。

働き方改革で副業も進められる時代です。

一昔前でしたら、本業に支障をきたすから
副業が禁止されていました。

ですが、今は違います。

今こそ2足目のわらじを履くべきです。

スクールビジネス

働きながらビジネスを持つには
時間の確保が問題になります。

多くの時間を使わなければいけないとなると
本業に支障をきたします。

なので、少ない時間、休日に行える
ことが条件になります。

また、利益が少なくてもいけません。

利益が少ないと、多くの時間をかけ
稼ごうとします。

これだと、いくら好きなことでも
モチベーションが下がり、肉体的にも
続けることができなくなります。

ここまでを踏まえて、すすめられるのが
スクールビジネスです。

スクールなら、教える時間が決まっている
毎日やる必要もない、
といったメリットがあります。

しかも、月額制が基本なので
毎月の収入が安定します。

ここが大きなポイントです。

あなたの周りにも、ピアノ、習字、そろばん
などの教室がありませんか。

自宅の一室などを使い教えているので
経費がほとんどかかりません。

昔からあり、無くならない
ビジネスモデルです。

しかも、仕事を持ちながら
行っている人が多いのです。

時間をかけずに高収入が得られるのが
このビジネスの特徴です。

では、私がどのようにして2足のわらじを
はいたのか、お話ししていきます。

好きなサッカーでスクール開講

小学1年からサッカーをしてきました。

その大好きなサッカーで
スクールを開講しました。

私の場合でお話しすると
平日の夜に開催しました。

火曜日、木曜日の
19:00～20:00の1時間だけから
スタートしました。

場所は市の施設を借りていたので
月1万円の場所代です。

備品もそれほど必要なく
最初に1,5万円ほどでそろえただけです。

月5000円で30人程の生徒でしたので
15万円の収入です。

経費を引いても、13万円くらいは残りました。

1回1時間を週2回
月にすると8回です。

時給に換算すると16,250円です。

厳密には準備と片付けがあるので
この通りではないですが

かける労力を考えると
良いビジネスです。

日中、8:00～17:00まで働き
週2回の夜にスクールを行う。

毎日行うのではないので
肉体的にも辛くありません。

何より好きなことをしているので
楽しくてしょうがないのです。

こうして働きながらも続けることで
リストラされても慌てることは
ありませんでした。

むしろ、リストラされたおかげで
独立の機会を得ることができたと
思っています。

ピンチはチャンスというのは
本当だと実感しました。

現在はというと、順調に生徒も増え
約100名弱が参加してくれています。

今では、専用のグラウンドも持ち
自由に開催しています。

また、任意団体から法人化もしました。

今年度で7期目を迎えることができました。

ビジネスの才能がない私でも
好きなことでメシを食べることができました。

好きメシ

好きなことを仕事にしても
飯が食えない。

そんなことを言う人がいます。

ですが、そんなことはありません。

好きなもとを仕事にすると
楽しいので、ビジネスの視点が
抜けてしまうことがあるのです。

「好きなことだから、儲からなくてもいい」
こんな考えに陥るのです。

そうではなく、
好きなことでしっかりと稼ぐことで
お客さんにさらに良いサービスが
提供できる。

年中、同じサービスだったら
お客さんは飽きてしまいます。

だからこそ、しっかりと稼いで
あなた自身を進化させるために
稼いだお金を必要なものに
投資していくのです。

好きなことをさらに深め
それを還元していくこと。

そのためには、しっかりと
稼ぐ必要があるのです。

好きなこと×スクールビジネス

地域の人たちに、あなたの好きなことを
教えるのが、スクールビジネスです。

あなたは先生として好きなこと、
得意なことを教えます。

生徒さんは学ぶことによって
自分自身の進化を感じます。

進化を感じると、自信にもつながり
自己肯定感が高まります。

つまり、好きなことを教えるのは
お互いの自己成長につながるのです。

こういう場所がもっと増えていかないと
いけないと感じています。

なぜなら、インターネットを通じての
コミュニケーションが多くなっているからです。

便利なので良いのですが
逆にリアルさが足りないと
希薄な人間関係になってしまいます。

こんな世の中だからこそ
リアルさが求められています。

社会的問題

2020年に行われる教育改革は
ご存知だと思います。

この教育改革の中で
親はとても不安に思っていることが
あります。

それが、「教員の質」です。

これは、新カリキュラムに
教員が対応できるのか
不安に思っているのです。

今までのように「何を学ぶのか」から
「何ができるようになるのか」といった
力を身に着けるカリキュラムに変わるのです。

現在の教員がそれを教えることが
できるのか、親は不安視しているのです。

この問題に対応するには、社会経験が豊富で
荒波に盛られながら生きて生きた大人のが
関わることが必要です。

そいう大人が、子供たちに関わることが
今求められています。

机上の空論ではなく、リアルな体験をとおして
教えることが変化の激しい社会で活躍できる
と考えています。

あなたの社会経験こそが
教育のコアになるのです。

変わらなければいけないスクール

今までのように教えるだけの
スクールでは存在価値が薄くなります。

これからは、経験を通して
教えることが重要だとお話ししました。

とくに、子供向けのスクールには
体験を通して人間力を育てる。

ここをベースにしている
スクールはまだまだ少ないのが現状です。

2020年に行われる教育改革まで
あとわずかです。

参入するなら今がチャンスです。

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